瑞穂ちゃん購入

しばらく実家のほうに帰れそうもないので
漫画喫茶にて更新してます。
 
で、前回の日記に書いた瑞穂ちゃんフィギュアですが
まぁ、友人が書いてくれたコメントにもある通り、
いろいろと苦難がありましたが、無事購入することが
できました。
 
経緯としては、前回の日記を更新後に
購入することを決心して、秋葉原へと向かい
店内で箱を手に取るまでは至りました。
だけど、へたれな私はそれをレジまで持っていく
勇気がわかずに、数時間苦悩した挙句に
その場はあえなく購入を断念することになりました。
 
翌週、友人一同と飲む機会があったので
このことを話したところ、心温かい友人は
へたれな私を叱咤したのち、「とらのあな」まで
私を連れて行き、暖かい眼差しをもって
瑞穂ちゃん購入への後押しをしてくれました。
 
で、いざ購入することになったのですが、
とらのあなのレジにて女性の店員さんが、
箱を袋に詰めるのに、悪戦苦闘しています。
箱の向きを色々と変えつつ、小さな袋に
私の瑞穂ちゃんを無理やり詰め込もうとします。
 
池袋という場所柄、私の後ろには女子の列が並び、
店員の悪戦苦闘する様をまじまじと見つめた後に、
更に私のほうへ侮蔑を含んだ眼差しを向けてきます。
店員の行為は、私にとっての陵辱以外のなにものでも
ありませんでした。
 
まぁこの様に購入までに色々と苦難があった訳ですが
無事帰宅したのちに、丁寧に箱を開封し、
ついに瑞穂ちゃんをその手に取ることが出来ました。
手に取った瞬間、その素晴らしい出来栄えに、
不覚にもしばらくの間 魅入ってしまったわけですが、
フィギュア購入初心者の私としては、
この後にどうしてよいのか解りません。
 
とりあえず、台座に瑞穂ちゃんを乗せ、
備え付けの棚に飾っておくことにしました。
無機質な一人暮らしの部屋に、わずかな潤いが
生まれた様な気がして、その場は満足していました。
 
 
だがしかし、瑞穂ちゃんの本当の素晴らしさを
実感するのは、その日の夜にベッドに入って、
しばらくたった時のことでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベッドに入ったあとも、なぜか寝付けずにいたので
ゆっくりと部屋の中を見回してみると、
薄暗い部屋の中で、ハロゲンランプの柔らかい灯りを身に包み、
優しい笑みを浮かべた瑞穂ちゃんが、まるでマリア様のように
神々しく私のことを見守ってくれています。
 
この瞬間、わたしはこの美しい姿を形にとどめ、
多くの人にこの幸福感を伝えなければいけないと
悟ったのです。
 
早速、ベッドから起き上がり、乱雑に散らかった
棚の上をきれいに整頓し、レイアウトを整え、
携帯のカメラにて、その姿を写し取った写真が
以下のものになります。
 

 
携帯のカメラと、私の撮影技術の未熟さから
私の感じた神々しさの万分の一も表現することが
出来ませんでしたが、この写真を見た人に
少しでも幸福をあたえることができたのなら、
それ以上に嬉しいことはありません。
 
できるのであれば、彼女の優しい微笑みが、
世界中に幸福と平和をもたらしてくれることを、
心より願います。