「重い」バトンと日記のタイトル

id:as_black_as_jetさんからバトンが回ってきました。
「重い」バトンですか・・・。ちと自分にとって重いですね。
自分自身を改めて見つめ直す作業は少し苦手です。
 
でもこのバトンの内容は、日記のタイトルを説明するのに
うってつけなので、あえて答えてみることにします。
折りしも上でSHIHOさんの「Kiss the Futuer」を紹介してるだけに。
 
まずは日記のタイトルから。
この日記を覗いている人は、大抵は解っていると思いますが、
「断絶の祈りの果てに」とは、「Kiss the Future」って曲の
1フレーズをそのまま使用したものです。
  
この曲は「未来にキスを」ってエロゲで使われた主題歌であり
作詞をゲームのシナリオライターが行っているため
詩の内容が作品と非常にリンクしたものになっています。
  
で、「断絶の祈りの果てに」とは、作中で攻略できる
1キャラクターを示す重要なキーワードとなっているのですが、
私がそのシナリオをクリアした際、非常に感銘を受けたことが
今日に至り、日記のタイトルとして使用させてもらうこととなりました。
  
上記を踏まえて。
私の恋愛に対する考えは、この作品の影響を強く受けており、
一番下に回した「恋と愛との違いは」という質問の答えは、
作品内で語られた内容を、自分なりに解釈しようとして、
消化しきれないままを、書き記したものだと思っています。
以上、意味不明なのは解っているので、あしからず...。
 
 
それでは「重い」バトンの回答を。
 
「恋」
  幻想。
  学生時代のドキドキした感じが懐かしい。

「愛」
  私にとってひどく息苦しいものであり
  意識的に遠ざけてしまう傾向がある。

「人間」
  数が多すぎてこれ以上、必要ないと思える。
  自分を含め、自然淘汰されてしまえばいいと思う。

「親友」
  私から連絡を取ることもしないのに
  必要だと思う時に、なぜか私を引っ張り上げてくれる。
  なんだか、いつまでたっても助けられてる感じがする。

「友達」
  自分に必要な空間を理解してくれて、  
  それを一緒に楽しんでくれる人たち

「父親」
  自分が一番目に醜い思いに駆り立てられるので
  スルー

「母親」
  自分が二番目に醜い思いに駆り立てられるので
  スルー

「家族」
  自分が三番目に醜い思いに駆り立てられるので
  スルー

「兄弟姉妹」
  彼がいてくれたことで、随分助けられてると思う。
  本人の前では、そんなこと口が裂けても言えないが。

「永遠」
  望みこそはすれ、叶うことはないものだと思ってる。

「夢」
  あきらめる以前に、思い描くことすらできなかった。

「現実」
  あまりに痛すぎたので、半分程度は逃避してる気がする。

「生」
  痛みを伴うことで、あらためて確認している気がする。

「死」
  怖いもの

「未来」
  未来を思い描くだけの想像力が働かない。

「初恋は?」
  小学1年生の時。

「今まで付き合った人数は?」
  お互いがそうなる事を望んでた人が1人

「好きな人とデートしたい場所は?」
  具体的にはない。
  言葉にすると妄想に代わりそうで嫌。

「好きな人に言われて嬉しかったことは?」
  自分の表面だけではなく、自分が嫌いな部分まで
  知りたいと思ってくれたことが嬉しかった。

「好きな人はいる?どんな所が好き?」
  いない。
  言葉にすると妄想に代わりそうで嫌。

「絶対無理な人は?」
  私が一生懸命取り繕っている表層の部分ですら
  全否定、もしくは拒絶してくる人

「浮気は許せる?どこまで?」
  浮気...そこまで考えがいたらない。

「同棲はしたい?」
  同棲...そこまで考えがいたらない。

「愛情を感じるときは?」
  久しく感じた経験がないので忘れた。

「一番長く続いた恋愛は?」
  お互いに時間は関係なかったと思いたい。

「付き合いたい有名人は?」
  恐らくいない。
  意識したとたんにネタになるから嫌

「究極の選択はあった?」
  選択する以前に、放棄して逃げ出すことが
  多かった気がする。

「恋と愛との違いは?」
  自分の頭の中にいる他人を、好きだと幻想できることが恋。
 
  自分の頭の中にいる他人が、幻想であることを認識し、
  相手と自分が、完全に断絶された他人であることを認識し、
  それでも相手の事を知りたいと思えることが愛ではないだろうか。
 
  相手の意識を理解できるという思いは、
  自分と相手が物理的に断絶された存在であるという時点で
  傲慢な理想でしかありえない。
 
  仮に相手の全てを理解できる、ニュータイプなり、エスパーなりが
  この世に存在するのであれば、その人は他人に興味を持つことはないだろう。
  なにしろ出会った瞬間に相手の全てを知り、理解できてしまうのだから。
 
  「好きな人のことを わからないのが悲しい」のではなく、
  「好きな人のことが わからないから嬉しい」と思えること。
 
  好きだと思える人と自分の意識が、断絶されていることを祈り、
  されど、互いのことを少しでも理解したいという思いがもたらす
  その果てにあるもの...。

  この日記のタイトルに込められた思いがそこにある。
 
P.S.
 わからないものを、わからないままで、真実を知ろうとすることもなく、
 その幻想を自分の頭の中で理想化し、自己完結して悦に入ることができるのなら、
 それもまた幸せなことではないかと思える。
 
さらにP.S.ってか愚痴
 やっぱり自分の中ですら、理解できていない意味不明なことを、
 必要以上にグダグダ書いてしまった気がするので鬱
 できることなら、あまり人には見られたくないものだな。